堪能しました~。 v(^^)v (其の1)

suga

2007年07月23日 01:22

車検だの、仕事だの、台風だのとで一ヶ月ぶりの駿河湾。



梅雨空もものともせず~って感じで・・・。
大瀬を過ぎると、おっしゃ!雨雲切れた!

ゴーグル外そ~。 見えないんだよね~。

先週の台風のお陰で漂流物が多かったですー。
でもさすがに一週間経ってるので、潮目にだいぶまとまってる。

湾奥は潮の色が悪かったけど、沖の方はペラの出す泡がマリン
ブルー掛かっていい感じ。 期待持てますなぁ・・・。

表層水温は湾奥は21.8度。 沖は22.4度、うむ、まずまず。

期待を胸にさらに沖に走らせると、サーチモードのウミドリが
飛び交い始めた。さらに進めると10羽程度のトリが同じエリアを
旋回しては何かをロックオンして追尾モード。 噴気の舞い!




しばらく様子を見る。ジグを投げて探れば何か出るかもしれない。
最近そういう探りは面倒なのもあってトリが刺さり出すのを待つこと
が多い。 シイラをジグで釣っても楽しくないし・・・。
この時期こう言うので出てくるのはソウダガツオだったり・・・。

結局、この噴気はそのままおさまっちゃいました。
エンジン止めとけばよかったかな・・・。




目を皿のようにして漂流物や遠くのトリヤマ、そして魚のハネを
探す中、幾度となく幻を見た。 ん、シイラ・・・?ちゃうか・・・。

まぼろし注意。(^^;

イルカ3頭の背びれの幻も見た。 もう一呼吸するか周辺を
見渡しても一向に出てこない。 ・・・・まぼろしだったみたい。

本当にいたとすれば、魚はみんな逃げちゃうなぁ・・・。




潮目にはこんなカジメ(ホンダワラ)が集まり・・・。
でもまだ形成されて日が浅いせいか、小魚の姿は無く・・・。

出ないかなぁ・・・と思いつつランガンしていく。


「パシャ!」 お、ペンペン跳ねた!
お決まりのマイ定番。 TDPでチェック。

シュヮヮヮヮヮヮヮーーーーーーチャポッ!

シャカシャカシャカシャカ・・・・ポーズ!

ジャワッ! ジャワッ!・・・・ジュポ!

あは、乗った!グングン!!
うーん、PPSかぁ!(Peng Peng Shiira)



寄せてくると、周りにいっぱいPPSが付いて来た。
周囲はPPSだらけ・・・。



ごめんね~PP君、あなたじゃないのよ~。
エイリアンペンチで船べりでフックオフ。 バイバーイ!

うーむ、もしかしてこんなのばっかかな・・・一抹の不安を抱く。

漂流物はあちこち点在してるけど、まだ新しいものばかり。
返って魚がどこにいるのかアタリが付けにくくなった。
しかも、こんなPPばっかだったら・・・。

先月くらいのタイミングだと、当たればでかいけど、当たらない
ことも多い。 この時期になるともうこんなPPが邪魔をしてくれる
んで、これもまたやり難い。

上の流れ藻の写真を撮り、さらに潮目に沿って沖へ行こうと周囲を
見渡すと、南の水平線でかすかにトリが群がっているような・・・。

ん?まぼろし?

さらに目をこらす・・・。トリヤマだ! 祭りになってる!

周囲に、そこへ向かうフネは居ない。

やた!今なら一番乗り! ハイヨォー! ヒヒィーーーン!

ブィーーーーーン、ボンッ・・・ボンッ・・・・!



やたっ 独り占め~。 撮影先にやっちゃお。(w

わわ、サメ付きだ。

ぬわーっと、イワシ玉のど真ん中に背びれが出た。
2m50くらいの茶色いサメ・・・。



玉に近づくと、サメは警戒して出てこなくなった。
イワシ玉をフネにへばりつけようと、玉にフネを突っ込ませる。
エンジンを止め、漂流モードにして様子を見る。

玉に突っ込んでるのはPPSばかり。 時よりメーターも見えるが、
玉に突進しているわけでは無いみたい。




このあとハプニングが・・・。

もう一回撮影をしようと、エンジンを止めて再び漂流モードに
・・・。

再びあのサメがヌワーっと出てきてフネの下をくぐって行った。
わ、わ、でかーーーー。

嫌な予感が頭をよぎった。
このサメは捕食の仕方が大人しいけど、サメの中には真下から
突進してきてハイジャンプするヤツもいる。

以前、シイラ船ではフネから離れた玉に下からサメが襲い掛かり、
ハイジャンプするのを二回目撃したことがある。

フネにへばり付いているときはエンジン音に怯えて近づこうと
しないが、離れたとたんに自然の営みが再開される。

そんなのがいきなり飛び出してきたらひとたまりもない。
自分が今、そういう危険なところでエンジン切っている。

はっ、早いところ離れなきゃ・・・ヘルムに戻ろうとした瞬間、
目の前のイワシ玉がバシャーン!と炸裂した。

コンソール前に居た自分は炸裂した海水を頭から浴び、
カメラをかばうようにイケスハッチに尻餅をついた。

イワシもはじき飛ばされ、デッキの中に数匹飛び込んできた。

再び現れたあのサメが、人間の存在に気づき慌てて反転
したのだった。 ヤバイヤバイ、早く離れよっと・・・。






つづく



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