定点シーバス ダメ押しミラクル!?
年内は定点観測的実釣場では潮がよろしくない。
年があけて5日くらいにならないと・・・。
でもダメ元で・・・。仕事も休み入ったことだし
「年内あと1本」までは
努力しとこう・・・。
家を出たときは-2.3℃、現着0℃
しばらく投げてると、ダブルラインがティップで
止まって巻けなくなる。
やはり、凍るよなぁ・・・。><
寒中では、指先を覆うグローブをはめ、右手首内側に
ホッカイロを貼る。
はじめはロッドを握り続けて血行が悪くなるところに、
冷気が加勢して指先が痛くなってくるけど、
ホッカイロのおかげもあってか30分もすると寒さに
手が慣れてきて痛みがなくなる。
ルアー交換のときは、都度グローブを外す煩わしさは
あるものの、ハンドランディングは、むしろグローブの
お陰で大胆にやれる。
水位が低いため、気を抜いてるとフローティングでも、
根がかりしそうなので、デッドスローでボトムに接触しない
ように心がけつつ、黙々とキャストnリトリーブを繰り返す。
ベイトタックルはキャスティングに繊細さが求められる
面もあり、黙々と打ちつつも、実は1キャスト1キャスト
微調整してたりするので、傍で見てるほど退屈さは無い。
ゴン!
根掛りの起きえないところで根掛りかの様な衝撃。
「・・・な訳ない!」と反射的に即アワセ。
溜め込んで感触を聞く。 生命反応、食った!
そこで水面割ってエラ洗い・・・。
あらっ、水面割らない。
鯉?
こんなの来ちゃったら難儀なんだよねぇ・・・。
としたら
そこから猛烈なトルクで5mダッシュ・・・。
クラッチを切って身構える・・・。
ダッシュしない・・・。
なに?
首振ってるな・・・。お、走った。
ラインを少しくれてやる。
あんま走らん・・・。
休んだので寄せに掛かる。
寄せは軽いなぁ・・・。
何?何?
ランディングポイントまで容易く曳航。
手前まで寄って来たのでヘッドライトを点ける。
光に驚いて横っぱしり。 おーおー。
その水深のない底を這うように映る姿は・・・。
おぇっ、馬鹿でかいヒキガエル!
一瞬ゾっとしたが・・・違った・・・。
波間で幻影を見たようだ。
まぼろし注意。
気を取り直して水面に浮かせる、
あーー ヒラメ!!
こんなとこで???
わわわ、これは絶対バラせない・・・。
(でもどうやってランディングするん?)
ええい、ままよ!
際によってきた魚体を手で押さえ込み、
グローブはめた指先でエラ蓋をこじ開け
指4本を突っ込んで抜きあげようとする。
エラの構造上、逆進しにくいので指先の
挿入り具合が浅い。
不意にそんな急所を突くような暴行を
受けたんで、必死に暴れて手から逃れる。
つかんでいたラインを咄嗟に離し、沖に泳がせる
わー、バレんな・・・。
ヒラメや鯛を持って誰かに撮影してもらうときは、
普通にエラに手を入れて魚をホールドするから、
突っ込むのは抵抗ないけど、
ランディングでそれはようやらんわなぁ・・・。
でもやるっきゃない。
頼むバレるな・・・。
今度は上手く行った。 ランディング成功。
まじかぁ・・・。
わー、この歳末の大詰めにそうそう起きないことがおきた。
10月の台風直後のマッディウォーターでトップで出た75cm(退院&誕生日祝)に続き、
今年最後の最後にダメ押しでこれ?
これはここの神様からの賜物ですな・・・。
ヘルニアニモマケズ、ギックリゴシニモマケズ・・・。
「今年は大変良くかよったで賞」
狙って出るものではないけど、このなかなか釣れない
シーバス場は、通い続けたら、まーまーこういう
ポテンシャルがあるってことがわかりました。
足繁く、時合いを見て通って通算15本と1枚。
さて来年はどういう展開がまってるでしょうか・・・。
たぶんこの調子だと定点シーバスは来年も続くかと・・・。
19年もよろしゅう。
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