2008年07月13日
パワーチルトのトラブルシューティング
沖から港に戻ってきて、エンジンをチルトアップし、
上げ過ぎたので、下げようとダウンのスイッチを押したら、
ウンともスンとも言わず・・・。
「あれれ・・・下がらない!」 ><
また故障。
沖じゃなくて良かった。
スロープでトレーラーを突っ込み、オールで30mほど
トレーラーまで漕ぎつけて何とか回収。
「ふぅ~。またトラブルかいな・・・。」
オール持っててよかった。
無かったらエレキ装着する様だったな。
帰路に発つ前に、お世話になってるメカさんに電話。
リレーかもとのこと。 リレーですか!
持込み修理について相談したらちょっと予定が立たないそうな。
持ってっても置くスペースがないのだそうな。今が稼ぎ時だもんね。
じゃ、自分でやってみるので、わかんないところは支援お願い~。
快諾頂きました。
まず、この上がりっぱのエンジンですが、このままじゃカバーが
開けられないので、チルトが壊れるのを覚悟で全体重を掛けて
強引に下げる・・・・わけないか。 (^_^;
油圧を抜く方法がマニュアルに出ておりました。ブラケットの
下の方にマイナスドライバーで3回転させると圧がバイパスされて
自重でエンジンが下がって来ます。
下がってきたー。海水がペラのエキソーストから垂れてきました。
これでトップカバーが開けられるー。
さてリレーはどれかいな・・・。
パワーチルトのスイッチをONにするとリレーでカチンっと音が
するそうな。(リレーだもんそうだよなー。)
上げのスイッチをONにするとカチンっと音が聞こえた。
こいつか!こいつですな。
メカさんに電話。「リレーがどれか分かりましたよん。」
リレーは全部で三つあり、
1) チルトアップ
2) チルトダウン
3) スターター
なのだそうな。
ってことはこの枠の中の3つですな。
で、上がチルトアップ、中がチルトダウン、下がスターター。
上げ下げで音がする方がそっちのリレーってこと。
この3つのリレーは全て同じ部品だから、どれかが壊れても
他のを付け替えてやれば動かせるってこと。
へぇ・・・なるほどねぇ・・・ちゃんと考えられているのね。
で、リレーが壊れているかのシューティングも正常なほかの
リレーとスワップさせて動作を見てやればいい。
この切り分けで、リレーが壊れていることがハッキリしたので、
リレーを注文しました。
交換は10分もあれば終わるようなもの。
部品は送料込みで4000円足らず。
最小限の時間と費用で復旧できました。
メカさん、技術支援ありがとうございました。m(_ _)m
その後、取っておいたポイパックを出してきてギアルブを交換
しました。
つまり海上でリレーが逝かれても
リレーを入れ替えることで応急処置できるって事ですな
なるほど
よく考えてあるナァ
手元のリモコンだと下げ側が動かない事があって
エンジン本体のスイッチだと上げ側がまったく動かなくなったよ~
うちの場合はスイッチの接触不良っぽいね
ちょっくらバラして見てみるかな
たまーにパワーチルト(というかトリム調整)が欲しくなるけど、
まあ今までが今までだから、大きな問題は無し。
今後、大きな船外機になったら、こういうトラブルも関係してくるんだねー。
お疲れ様でしたね。
>つまり海上でリレーが逝かれても
>リレーを入れ替えることで応急処置できる>って事ですな
そういう仕組みだって知ってればね。
扱う人次第ってことだよね。
僕も知ってたら漕がなくて済んだな。(w
次回はこの手で応急処置できるね。
DFも同じかね・・・。
修理出してたら知らないまんまだったろうから
自分でやる機会に恵まれていい勉強になったよ。
ダックさん、そりは接触不良だなや・・・。
そう言えば前に土砂降りの中を牽引して
海にHHを払出して暖気運転してる間に、
ちょっと離れたところで出かける支度を
してたら、背後でウィーーンってチルトモーターの回る音がして、あれ?と見に行ったら、エンジンが勝手にチルトアップしてた。
わーーー焼きつくーーーって慌ててエンジン
止めたよ。 (><)
リモコンのチルトスイッチに雨水が侵入して通電しちゃったんだね。
海に出てからも水が抜け切るまでの間、何度も何度もチルトモーターが回って困ったよ。
それからは雨に降られそうな時はリモコンの
先端はビニール掛けて濡らさない様にしてる。(www
ばらちゃん、
チルト下げる分には、リレーをスワップしなくても、
ブラケットについてるコックをマイナスドライバーでまわして圧を抜いてやればひとまず
大丈夫なんだよね。 沖で実際にやれるか
乗った状態でやれるかやってみたけど、
とりあえず手は届いたからそれが手っ取りばやかったよ。
スターターのリレーが壊れたらスワップしなきゃだけどね。

ブログってるって事は無事帰還って事やね
やっぱ船はビビリ~が一番やね(笑)
と笑ってますが、マジやばかったです。
そのまま漂流してなるものかと思い
つつパニくりましたよ。(www
原因は大よそこんな感じだろうと
推測が立ってますが、今のスタイルで
行く以上対策を考えないといけないなぁ・・・と・・・。
思案中ですが、使い方が悪いのか
それとももともと耐久性に問題が
あるのか分からないんですよね。
アメリカ製ってやっぱりこういうもの
なのかなぁ・・・。
