2005年12月12日
バウデッキとバウレール
バウ、ミヨシ・・・。
シイラやカツオ、はたまた瀬戸内のハマチのジギング船でもフネの
先端というのは、他の釣り座に比べ、前にも横にも真下にもルアーを
投入でき、より広く探れるという点で有利なポジション。

マイボートを選ぶ時にも、言わばバウフェチ・シンドロームとでも言う
べき「バウに立って釣りたい。」という願望が強く、たとえ14フィートの
小さなボートでも、バウに立てるというのはありがたい機能だと思って
いた。当時このクラスで唯一バウに立てるボート・・・。
140HHを選んだのはそんな魅力も大いにあったと記憶している。

どこかでAPをコントロールするジョイスティック出さないかなぁ・・・。
バウレールに固定できて衝撃や海水にも強いヤツ・・・。
でも実際に運用してみると、キャスティングゲームやジギングなど比較的
速い釣りばかりしているせいか、一人で出た場合はあまりバウデッキや
バウレールの恩恵を受けていない。
14ft(4m30cm)というコンパクトさゆえに、操船席からコンソール越しに
前にキャスティングしても何ら支障は無く、ポイントについたらわざわざ
バウに移動し、エレキを下ろしてバウデッキに上がって・・・なんてことを
せずに操船席からジグをフォールさせる方が断然効率がいい。
一箇所に留まってチヌなどをフォールでじっくり狙うような釣りがメニューに
入らなければ、バウに立つ用事は殆ど無いと言っていい。
(注:チヌ釣りなどの場合は、やはりバウからのアプローチが圧倒的に釣り
やすいし、バウレールの本領発揮と言ったところであるが、生憎バウデッキ
に立つ姿勢でのエレキの操作がしっくりと行っていなく、まだ力をいれて
検証ができていない。 これは改善後にまた改めてレポートするとして、
一先づはキャスティングゲームに限定したバウレール、バウデッキの価値
観について話を進めようと思う。)
返って、バウレールは魚が横っ走りしたら、かわさなければならない
障害物になり得ることから、付けずに出ることが多く、逆に付けてい
なかったことを後悔することもあまりない。

一人で出かけて、こういう魚と対峙するときはバウレールなどの突起物は
無い方がいい。
ただ二人で出るときは、このバウデッキの広さと、バウレールは
無くてはならないものになる。
以前に140HHでキャスティングが伴う釣りでは2名が限度と述べたが、
全長が4m30cm、操船者と同船者の間隔は2mもなく、その狭い空間で
二人が7ftからのロッドを振りかぶる。 これはかなり危険なのだ。
どんなにオフショアゲームのベテランであっても間違いが起きない保証は
どこにもない。 お互いの間隔は出来る限りあけた方が良い。
都合の良いことに140HHの操船席はスターン寄りのポジションなので、
バウレールを装着して同船者をバウデッキで釣らせることで、少なくとも
3mの間隔があけられる。
バウのめいっぱい先端でロッドを振ることを可能にする着脱式のバウレールは、
小さく狭いボートのデッキの有効面積を最大限に広げ、アングラー同士の
間隔をあけ事故を未然に防ぐアイテムとして非常に有効なのだ。

コンソール脇にロッドを立てると、振りかぶった時にルアーで
破損させてしまう恐れがあるため、キャスティングゲームでは最初から
ロッドを寝かせてしまっていることが多い。
余談になってしまうが、二人で出かける時は事故を予防する目的も
兼ねて極力5~6ft台のロッドでまとめるようにする。
7ft以上のロングロッドの方がストロークがある分、誘いや、フッキング
魚とのやり取りで有利であるシーンは確かにあるのだが、それを
切り捨てても「長モノは危険で邪魔。」と言う思いの方が強い。
立つ位置が喫水線から遊漁船ほどは高くないし、背後に走られて
船底のラインの擦れを交わすにしても、そこまで長いロッドは必要ない
と思っている。
7ftじゃないと出来ない部分はテクニックでカバーしてやると心に決め、
5~6ft台のバスタックルクラスの長さでまとめて、大物を仕留めに
行く方が、はるかにチャレンジャブルでスリリングで面白いと思う。
これに慣れると7ftで釣り上げても物足りなくなるくらいだ。

推定20キロかな・・・。

30分後、その正体は・・・。 くはっサメでした。(+_+)
なーんて専門誌の記事書いてるノリで気取ってみました~。
どんも~ m(_ _)m
シイラやカツオ、はたまた瀬戸内のハマチのジギング船でもフネの
先端というのは、他の釣り座に比べ、前にも横にも真下にもルアーを
投入でき、より広く探れるという点で有利なポジション。

マイボートを選ぶ時にも、言わばバウフェチ・シンドロームとでも言う
べき「バウに立って釣りたい。」という願望が強く、たとえ14フィートの
小さなボートでも、バウに立てるというのはありがたい機能だと思って
いた。当時このクラスで唯一バウに立てるボート・・・。
140HHを選んだのはそんな魅力も大いにあったと記憶している。

どこかでAPをコントロールするジョイスティック出さないかなぁ・・・。
バウレールに固定できて衝撃や海水にも強いヤツ・・・。
でも実際に運用してみると、キャスティングゲームやジギングなど比較的
速い釣りばかりしているせいか、一人で出た場合はあまりバウデッキや
バウレールの恩恵を受けていない。
14ft(4m30cm)というコンパクトさゆえに、操船席からコンソール越しに
前にキャスティングしても何ら支障は無く、ポイントについたらわざわざ
バウに移動し、エレキを下ろしてバウデッキに上がって・・・なんてことを
せずに操船席からジグをフォールさせる方が断然効率がいい。
一箇所に留まってチヌなどをフォールでじっくり狙うような釣りがメニューに
入らなければ、バウに立つ用事は殆ど無いと言っていい。
(注:チヌ釣りなどの場合は、やはりバウからのアプローチが圧倒的に釣り
やすいし、バウレールの本領発揮と言ったところであるが、生憎バウデッキ
に立つ姿勢でのエレキの操作がしっくりと行っていなく、まだ力をいれて
検証ができていない。 これは改善後にまた改めてレポートするとして、
一先づはキャスティングゲームに限定したバウレール、バウデッキの価値
観について話を進めようと思う。)
返って、バウレールは魚が横っ走りしたら、かわさなければならない
障害物になり得ることから、付けずに出ることが多く、逆に付けてい
なかったことを後悔することもあまりない。

一人で出かけて、こういう魚と対峙するときはバウレールなどの突起物は
無い方がいい。
ただ二人で出るときは、このバウデッキの広さと、バウレールは
無くてはならないものになる。
以前に140HHでキャスティングが伴う釣りでは2名が限度と述べたが、
全長が4m30cm、操船者と同船者の間隔は2mもなく、その狭い空間で
二人が7ftからのロッドを振りかぶる。 これはかなり危険なのだ。
どんなにオフショアゲームのベテランであっても間違いが起きない保証は
どこにもない。 お互いの間隔は出来る限りあけた方が良い。
都合の良いことに140HHの操船席はスターン寄りのポジションなので、
バウレールを装着して同船者をバウデッキで釣らせることで、少なくとも
3mの間隔があけられる。
バウのめいっぱい先端でロッドを振ることを可能にする着脱式のバウレールは、
小さく狭いボートのデッキの有効面積を最大限に広げ、アングラー同士の
間隔をあけ事故を未然に防ぐアイテムとして非常に有効なのだ。

コンソール脇にロッドを立てると、振りかぶった時にルアーで
破損させてしまう恐れがあるため、キャスティングゲームでは最初から
ロッドを寝かせてしまっていることが多い。
余談になってしまうが、二人で出かける時は事故を予防する目的も
兼ねて極力5~6ft台のロッドでまとめるようにする。
7ft以上のロングロッドの方がストロークがある分、誘いや、フッキング
魚とのやり取りで有利であるシーンは確かにあるのだが、それを
切り捨てても「長モノは危険で邪魔。」と言う思いの方が強い。
立つ位置が喫水線から遊漁船ほどは高くないし、背後に走られて
船底のラインの擦れを交わすにしても、そこまで長いロッドは必要ない
と思っている。
7ftじゃないと出来ない部分はテクニックでカバーしてやると心に決め、
5~6ft台のバスタックルクラスの長さでまとめて、大物を仕留めに
行く方が、はるかにチャレンジャブルでスリリングで面白いと思う。
これに慣れると7ftで釣り上げても物足りなくなるくらいだ。

推定20キロかな・・・。

30分後、その正体は・・・。 くはっサメでした。(+_+)
なーんて専門誌の記事書いてるノリで気取ってみました~。
どんも~ m(_ _)m
2005年12月07日
Sugaの洗艇術!?

僕のフネは購入から2年半が経ちますが、
今でもキレイだねぇ~と言われます。
べつに何のことはなくて、帰って来たらちゃんと洗ってるだけです。
それだけの話なんですが、ただ中途半端に終わらせたくない性分
なので、清掃に毎回1時間以上掛けてます。(^^ゞ
保管もできるだけ紫外線にさらさないように、また住んでるところが
内陸でホコリっぽくスギ花粉も凄いところなのでボートカバーを
必ず被せています。

ボートカバーしたまま走るとボートが小キズだらけになるので
やめましょう~。(経験者は語る・・・)
でも正直言うと、前日から不眠で出かけて、釣りで疲れ切った身体に
更にムチ打って最後のクロージングをやるのって結構ツライです。(^^;
その後、道具洗って、魚を処理して・・・、あーウンザリ。
洗艇が一通り終わってボートカバーを掛ける頃には疲労コンパイで、
ボートカバーのベルトがクリートやらトレーラーのフレームの変な
ところに引っかかって、スムーズに被せられなかったりすると、
「なんだよこのボートカバ-!ベルト多すぎなんだよ!」なーんて、
物に八つ当たりするほどボロボロになってることもしばしば・・・。
(ボートカバー屋さん、CS活動にはいいネタでしょ?)
でもさすがに2年以上も続けてきたお陰で、洗い方も工夫して、
だいぶ楽に、かつ効率よくなり、今のスタイルに落ち着きました。
今日はそんな僕流のレギュラーな洗艇方法をご紹介します。
まずキモはスポンジです。
メラミンフォームという洗剤の要らない魔法のスポンジたわし。

↑画像をクリック
水道水とこれだけです。 「わたしはたわし」だって、プププ。
最初の内はデッキの汚れはデッキブラシでゴシゴシやってましたが、
土ボコリなどによる黄ばみ汚れはデッキブラシじゃなかなか落とし切れず、
1年を経過したころにはその黄ばみがずいぶん目立って来ました。
タオルでゴシゴシやれば落ちるのですが、これをデッキ全てに
やるのはとても大変で、何とか楽に落とせないものかとマテリアルを
探していたところ、ひょんなことでこのメラミンフォームというスポンジ
に出会って早速試してみたら、タオルに比べてかなり楽に、しかも
気持ちいいくらい黄ばみが落ちてくれたので、それからはずっとこれを
使っています。
ホ-スで水を勢い良くかけてホコリや砂、塩を流し落としてから、水を
含ませたスポンジでデッキの網目に沿うように軽く擦ります。
汚れが頑固なところはゴシゴシ・・・。
小キズに入った細かいホコリも取り除いてキズが目立たなくなるし、
牽引中についた路面のタールや、濡れタオルで拭くと伸びちゃうような
油滴も簡単に落としてくれます。

おらは安売りの時に60枚纏めて買いました。もう直ぐ無くなるので
また補充しないと・・・。
140HHの場合、デッキに2枚、外周に1枚の計3枚使います。
3枚使うというのは、擦っているうちに消耗しちゃうんです。
とりわけデッキの様なザラザラ面の多いところは消耗が著しく、
バウデッキからセンターコンソール付近までで1枚がボロボロに
なります。
あまり汚れていなくて大事に使えば2枚で済む時もありますが、
まあ、だいたい平均して3枚でしょう。
余ったスポンジや、ちぎれたカスを使って、モーターウェルなど
の油汚れのひどい部分や、トレーラーのフレーム、タイヤ
フェンダーなどの汚れを取ってます。
気をつけたいのは、スポンジとは言っても厳密には研磨材なので
ボートの製造工程でゲルコートの薄くなりやすいところ、
例えばガンネルの角の部分などはあまりゴシゴシやらない方が
良いと思います。
何十回と洗っているうちにゲルコートがさらに薄くなって下地の色が
薄っすら出てきちゃうかも・・・。
それとエンジンカバーのプラスチックコート面もつやが消えます。
ちょこっとやっちまったい。
そういう表面の柔らかいところや塗装の弱いところは、
それこそ水をたっぷり含ませたタオルなどで塩を流し落とす
くらいにしたほうが無難でしょうね。

塩漬けマークっ♪
後はエンジンの塩抜きをやって終わりです。
(グリスアップも必要に応じてやりますけど、今回は割愛します。)
体力的に余裕がある時は水分の吹き上げをした後に、
光沢面のワックスがけもします。
僕の場合は、たまたま手に入ったブリスXというガラス繊維系
ケイ素ポリマーでコーティングしています。
ブリスXは一回やると9ヶ月持つということなので、
これは半年に一回やるかやらないか。
注:デッキやガンネルのノンスリップ処理された部分には絶対に
コーティングしないで下さい。 滑ります。落水します。(常識的に当然の話ですが・・・。)
正直なところ、これの効果はわかりません。
ただ一つ効果が見られたのは、ロッドホルダーのプラスチックの
特有の汚れが殆どつかなくなったことです。
ということは当然ながら、艇体全体の光沢面も、それだけの効果が
出ているということでしょうか。
そう言えば140HHを扱うお店にお邪魔した時に、
「同じ年月経ってるのに、なんでSugaさんのはキレイなの?」って
聞かれたことがありました。
同時期に納艇された試乗艇を見たらボディのゲルコートが
だいぶくすんでいたので、逆にビックリしたくらい。
やってて良かったかも、と思ったのは言うまでもなく・・・。
保管の状態もあるでしょうから、一概に言い切れませんが、
ひょっとしたらブリスXの効果があったのかも知れません。
140HHは僕のもまだ3年経過していませんから、他のオーナーの
方も長くて2年そこそこのはずです。
永く美しい状態を保ちたいなら、まだゲルコートがくすんで来ない
うちに、コーティングはした方が良いかも知れません。
そうそう、最近140HHで思うのは、バウデッキのストレージハッチと、
センターコンソールのグローブボックスのハッチはゲルコートの材質の
グレードが低いのか、それとも硬化剤などの配合比率が他と異なるのか、
デッキなどの他の面に比べて変色が早い様です。
周囲の面と比べてやや黄ばみが出てきました。
さすがに材質的に変色すると、メラミンフォームでもお手上げです~。(笑
こまめに洗うのは結果的に細部に渡ってチェックすることにもなるので、
できるだけマメにやった方が良いでしょう。
ちなみにメラミンフォームは「激落ちパパ」という商品名の「激落ち
シリーズ」が店頭ではメジャーな様です。
100円ショップでもメラミンフォームは手に入るそうですので、
一度試して見てはいかが?
僕的にはサイズも手頃だし、まとめて買えば値段もリーズナブルな
これ↓がオススメかな・・・。

わたしはたわし・・・。
なーんか力抜けちゃうんだよな~。(笑
2005年12月02日
落ち込み前の荒食い、そろそろ終盤・・・。
NASA Photo STS107-E-5247

3週間ぶりの東京湾。
そろそろ一発行っとかないと秋の落ち込み前の荒食いも終盤だろうし、
ちょっと外せない気がしてたので行って参りました。
前回の様に70アップ出ないかなー。
いやいや現実はそんなに甘くないだろうなぁ・・・。
などと思いつつ再びサノチを誘って貫徹寒稽古。
今夜もオーバー12時間? ブルブル・・・。

サノチの140HH。 今夜も「赤い彗星」で出撃。
こうして見るとHHがいかに四角いかよく分かる。
オリジナルの画像はもっと綺麗でカッコいいんだぞ~。
ちなみに140HHとは14ftOutboard HammerHeadの略。
Outboardは「船外機」っちゅうことやね。
昨年、某バスフィッシング専門誌で紹介されたときに
HammerHead140って表現してたけどあれは間違いっす。
*********************************************
さて前置きが長くなりましたが、
常用薄明直前の夕方4時に出撃。
一発目のポイントに到着するまで、20分もしないうちに
あたりが暗くなって来ました。
今日は若潮前の長潮。 下げ止まりは夜8時過ぎ。
潮が止まるまでの4時間ほどは運河の比較的水深の浅い
ところをじっくり叩いて行くことにしました。
長潮の下げ止まりに近いこともあってか、食い気が落ち着いちゃって
やる気のある魚があまりいない。
運河内のポイントはどこもあまりパッとしなくて、「いないのかなー」
なんて思い始める頃にポツポツと出て、ポイントを見切るタイミングが
合わなくて効率がよくない。 しかも30cm~40cmばかり。

やっとサノチが50cmアップを一本掛けたものの、小さい魚ばかり
かかるもんだから、ネットを準備して無かった。
それが災いしてランディングにもたつきフックアウト。
それでも引きはそこそこ堪能できてたみたい。
気合い入れて臨んだのに、僕にばかり釣られて
ちょっと焦り気味だったのか、
「はぁ~、やっと落ち着いたぁ~」だって。(笑
さらに奥の運河に入っていく。 オレンジの外灯で眩しいくらいの
ストラクチャーが絡むポイントは、そろそろ潮止まりが近づいていて
殆ど潮が効いてない。
「居そうだけど、食わなそう・・・」とか思いながらも、これまでのポイントが
渋かったので一応チェック。
ストラクチャーのパイル際にルアーが着水してちょっと沈めるために
カウントした瞬間に一気に食い込まれた。
「およ!いた! ああ、入っちゃった!やばい、やばい!」
走った感じから、まずまずサイズだけど、ラインがパイルに擦れちゃって
魚信がグングンじゃない、ギュンギュン・・・。奥に走られたので慌てて
クラッチを切りラインにテンションは残しつつも、擦れでブレイクしない様に
かばいながらサノチに操船を代わってもらってバウデッキに上がる。
バウ先端をストラクチャーに付けてもらい、ストラクチャーに付いている
ハシゴに掴まってバウをホールドさせながら、中を覗き込むとパイルに擦れる
ラインの先で50弱くらいのシバスがもがいている。
「よし、ラインとれた、バックしてー」 もがく魚に強引にストラクチャーの梁を
超えさせて外へ引きずり出して無事ランディング。 「フゥ~!やっりー!」
スリルいっぱいのやり取りを楽しんでたら完全に潮が止まった。
腹も減ったし寒くなってきたので夕食を取ることに。

寒空の下でアツアツのカップラーメンをそそる・・・まいうーーーー。
生き返るぅ~。 食後のコーヒーで完全復活。
しばし幸福にひたりました。 アウトドアしてまーす。(^^ゞ
さて、そろそろ上げ潮が始まる時間。途中の目ぼしいポイントをチェック
しながら表の一級ポイントへ。

橋脚を片っ端から一つ一つ探っていきますが、まだ潮が効いていないのか
全く反応がない。 前回の70upが、ここに入った一本目の橋脚から
いきなり出て、今回も期待していただけに拍子抜けしてしまいました。
目ぼしい橋脚を大方叩いたところで、岸壁のテトラ付近の浅瀬が気になって
移動。
3キャス探りを入れるものの反応が無い。「さーて次は・・・」なんて思って
たら、すぐ目の前でボラと思しき魚が跳ねた。 「ボラか・・・。」
少し間をおいて4キャス目、そのボラが跳ねた先にキャストして3mくらい
リトリーブしたところでコン!っとアタリ。「フン!」っと合わせた途端に、
ギュギューンと走られた。 「げ!ボラ 引っ掛けた!?」
あまりに走るし全然跳ねない、「あちゃーボラっぽいなぁ・・・。」
ドラグがズルズル出て行く。 魚がボートの反対側まで走る。
「おー走るねぇ~。ボラだよボラ・・・ん?あ、シーバス!」
ボートの下から「ぬわっ」と浮いてきたのはミノーをガップリ咥えた60up。
そろそろ潮が効いて来たかなー。 そこから再び橋脚を叩きにいき、
上がってくる潮が当たる側は橋脚一つ置きくらいで50-60upが
ミノーに果敢にアタックしてきました。
僕が立て続けに3本掛けたので、サノチにも釣らせなきゃと彼のポジションを
優先して操船しつつ、彼がやってる後ろで真面目な横引きはやめて
ワーム&ジグヘッドをボトムまで落として下からチョンチョン巻き上げて
遊んでいると、「あらら、おらのに来ちゃった。」 65cm。
すかさずサノチにもリグってあげて、「きました!」 45と60upを立て続けに
2本。 その間に僕も50を一本追加。
「いやーゴム製品 効くね~。」
(ゴム製品:ハードルアーとは対義的にワームをやや蔑笑する俗語)
釣れちゃうだろうことは分かっていただけに、これで釣っちゃうのはどこか
邪道な気がして、試して来なかったけど、やばい、これ癖になりそう。(笑
ミノーに反応しなくなったら試してみる価値は十分にありますな・・・。

そんなこんなで上潮が効き出して2時間弱、夢中になって橋脚を探り尽くし、
アタリが全く出なくなったのでコーヒーブレイクの後、運河に戻って潮止まり
の時に魚がいるのに反応しなかったところを再びチェックしてみましたが
パッとせず、未明5時に力尽きて港に戻りました。
今回も12時間オーバーのストイックな釣り・・・。
腰と膝が笑ってます。
重い物を不用意に持ち上げたらギクっと来そうなほど・・・。
でもこうして目一杯やっても燃料消費は20L弱。
一過性のアングラーで終わる気のさらさらない僕にはなかなか経済的っす。

45cm以上をキーパーサイズとして本日は最大65を含めた6本でした。
それ以下のサイズを含めると15本くらいでしょうか。
そこそこ飽きずに楽しめた寒稽古でありました。

140HHのライブウェルはこんな感じ。シーバスは70cm程度なら
折り曲らずに入ります。 ライブウェルのスカッパの位置を考えながら
走れば水が抜けることはないようです。
強制的に海水が入れ替わるので魚があまり弱らないし・・・。

「昼間の方が食うよ。」って話は聞いてたんですけど準備が整わなくて
土曜日はゆっくりしちゃったんで、今度は朝から出てみようと思います。
そろそろ落ち込み前の荒食いは一段落しそうな雰囲気。
前の週がピークだったという話も・・・。
次回は垂直系パターンも用意していくようかな・・・。
え、メバル? あー、もうそういうシーズンか・・・。 師走だもんねぇ~。
そうそう、もう貼るホッカイロに高性能モモヒキがお約束の寒さですよ。(^^ゞ

3週間ぶりの東京湾。
そろそろ一発行っとかないと秋の落ち込み前の荒食いも終盤だろうし、
ちょっと外せない気がしてたので行って参りました。
前回の様に70アップ出ないかなー。
いやいや現実はそんなに甘くないだろうなぁ・・・。
などと思いつつ再びサノチを誘って貫徹寒稽古。
今夜もオーバー12時間? ブルブル・・・。

サノチの140HH。 今夜も「赤い彗星」で出撃。
こうして見るとHHがいかに四角いかよく分かる。
オリジナルの画像はもっと綺麗でカッコいいんだぞ~。
ちなみに140HHとは14ftOutboard HammerHeadの略。
Outboardは「船外機」っちゅうことやね。
昨年、某バスフィッシング専門誌で紹介されたときに
HammerHead140って表現してたけどあれは間違いっす。
*********************************************
さて前置きが長くなりましたが、
常用薄明直前の夕方4時に出撃。
一発目のポイントに到着するまで、20分もしないうちに
あたりが暗くなって来ました。
今日は若潮前の長潮。 下げ止まりは夜8時過ぎ。
潮が止まるまでの4時間ほどは運河の比較的水深の浅い
ところをじっくり叩いて行くことにしました。
長潮の下げ止まりに近いこともあってか、食い気が落ち着いちゃって
やる気のある魚があまりいない。
運河内のポイントはどこもあまりパッとしなくて、「いないのかなー」
なんて思い始める頃にポツポツと出て、ポイントを見切るタイミングが
合わなくて効率がよくない。 しかも30cm~40cmばかり。

やっとサノチが50cmアップを一本掛けたものの、小さい魚ばかり
かかるもんだから、ネットを準備して無かった。
それが災いしてランディングにもたつきフックアウト。
それでも引きはそこそこ堪能できてたみたい。
気合い入れて臨んだのに、僕にばかり釣られて
ちょっと焦り気味だったのか、
「はぁ~、やっと落ち着いたぁ~」だって。(笑
さらに奥の運河に入っていく。 オレンジの外灯で眩しいくらいの
ストラクチャーが絡むポイントは、そろそろ潮止まりが近づいていて
殆ど潮が効いてない。
「居そうだけど、食わなそう・・・」とか思いながらも、これまでのポイントが
渋かったので一応チェック。
ストラクチャーのパイル際にルアーが着水してちょっと沈めるために
カウントした瞬間に一気に食い込まれた。
「およ!いた! ああ、入っちゃった!やばい、やばい!」
走った感じから、まずまずサイズだけど、ラインがパイルに擦れちゃって
魚信がグングンじゃない、ギュンギュン・・・。奥に走られたので慌てて
クラッチを切りラインにテンションは残しつつも、擦れでブレイクしない様に
かばいながらサノチに操船を代わってもらってバウデッキに上がる。
バウ先端をストラクチャーに付けてもらい、ストラクチャーに付いている
ハシゴに掴まってバウをホールドさせながら、中を覗き込むとパイルに擦れる
ラインの先で50弱くらいのシバスがもがいている。
「よし、ラインとれた、バックしてー」 もがく魚に強引にストラクチャーの梁を
超えさせて外へ引きずり出して無事ランディング。 「フゥ~!やっりー!」
スリルいっぱいのやり取りを楽しんでたら完全に潮が止まった。
腹も減ったし寒くなってきたので夕食を取ることに。

寒空の下でアツアツのカップラーメンをそそる・・・まいうーーーー。
生き返るぅ~。 食後のコーヒーで完全復活。
しばし幸福にひたりました。 アウトドアしてまーす。(^^ゞ
さて、そろそろ上げ潮が始まる時間。途中の目ぼしいポイントをチェック
しながら表の一級ポイントへ。

橋脚を片っ端から一つ一つ探っていきますが、まだ潮が効いていないのか
全く反応がない。 前回の70upが、ここに入った一本目の橋脚から
いきなり出て、今回も期待していただけに拍子抜けしてしまいました。
目ぼしい橋脚を大方叩いたところで、岸壁のテトラ付近の浅瀬が気になって
移動。
3キャス探りを入れるものの反応が無い。「さーて次は・・・」なんて思って
たら、すぐ目の前でボラと思しき魚が跳ねた。 「ボラか・・・。」
少し間をおいて4キャス目、そのボラが跳ねた先にキャストして3mくらい
リトリーブしたところでコン!っとアタリ。「フン!」っと合わせた途端に、
ギュギューンと走られた。 「げ!ボラ 引っ掛けた!?」
あまりに走るし全然跳ねない、「あちゃーボラっぽいなぁ・・・。」
ドラグがズルズル出て行く。 魚がボートの反対側まで走る。
「おー走るねぇ~。ボラだよボラ・・・ん?あ、シーバス!」
ボートの下から「ぬわっ」と浮いてきたのはミノーをガップリ咥えた60up。
そろそろ潮が効いて来たかなー。 そこから再び橋脚を叩きにいき、
上がってくる潮が当たる側は橋脚一つ置きくらいで50-60upが
ミノーに果敢にアタックしてきました。
僕が立て続けに3本掛けたので、サノチにも釣らせなきゃと彼のポジションを
優先して操船しつつ、彼がやってる後ろで真面目な横引きはやめて
ワーム&ジグヘッドをボトムまで落として下からチョンチョン巻き上げて
遊んでいると、「あらら、おらのに来ちゃった。」 65cm。
すかさずサノチにもリグってあげて、「きました!」 45と60upを立て続けに
2本。 その間に僕も50を一本追加。
「いやーゴム製品 効くね~。」
(ゴム製品:ハードルアーとは対義的にワームをやや蔑笑する俗語)
釣れちゃうだろうことは分かっていただけに、これで釣っちゃうのはどこか
邪道な気がして、試して来なかったけど、やばい、これ癖になりそう。(笑
ミノーに反応しなくなったら試してみる価値は十分にありますな・・・。

そんなこんなで上潮が効き出して2時間弱、夢中になって橋脚を探り尽くし、
アタリが全く出なくなったのでコーヒーブレイクの後、運河に戻って潮止まり
の時に魚がいるのに反応しなかったところを再びチェックしてみましたが
パッとせず、未明5時に力尽きて港に戻りました。
今回も12時間オーバーのストイックな釣り・・・。
腰と膝が笑ってます。
重い物を不用意に持ち上げたらギクっと来そうなほど・・・。
でもこうして目一杯やっても燃料消費は20L弱。
一過性のアングラーで終わる気のさらさらない僕にはなかなか経済的っす。

45cm以上をキーパーサイズとして本日は最大65を含めた6本でした。
それ以下のサイズを含めると15本くらいでしょうか。
そこそこ飽きずに楽しめた寒稽古でありました。

140HHのライブウェルはこんな感じ。シーバスは70cm程度なら
折り曲らずに入ります。 ライブウェルのスカッパの位置を考えながら
走れば水が抜けることはないようです。
強制的に海水が入れ替わるので魚があまり弱らないし・・・。

「昼間の方が食うよ。」って話は聞いてたんですけど準備が整わなくて
土曜日はゆっくりしちゃったんで、今度は朝から出てみようと思います。
そろそろ落ち込み前の荒食いは一段落しそうな雰囲気。
前の週がピークだったという話も・・・。
次回は垂直系パターンも用意していくようかな・・・。
え、メバル? あー、もうそういうシーズンか・・・。 師走だもんねぇ~。
そうそう、もう貼るホッカイロに高性能モモヒキがお約束の寒さですよ。(^^ゞ